基本ルール(親とかドラとか)



親のメリット・デメリット

 流局の時の説明で疑問に思ったかもしれませんが、 
 なぜ親だけ最後までやってテンパイだと続けられるかというと・・・
 やはり相応のメリットがあるからです。

 デメリットは誰かがツモった場合、子の倍の点数を払わないといけない事。別名「親っかぶり」と言います。

 一方のメリットは「アガった点数が子の1.5倍になる」ことです。
 さらに親はアガった場合、また親を続けることができます。
 なかなか難しいですが、親でアガり続ければ他の人たちをボコボコにすることができます。



ツモとロン

 親のデメリットで触れたので少々。
 おさらいですが、相手からアガった場合を「ロン」。自分でアガり牌を引いてきた場合を「ツモ」と言います。

 ロンの場合は、アガった相手から役の点数を取れます。
 ツモの場合は、親がアガった(ツモった)場合は子全員同じ点数を。子がアガった(ツモった)場合は、親が子の倍の点数を払います。


  「例えばAさん(子)が8000点でアガったとします。」

  Bさんからロンした場合は、Bさんから8000点もらえます。
  Aさんが自分でアガリ牌をツモってきた場合は、Bさん・Cさん(共に子)が2000点ずつ、親であるDさんは4000点を払います。



ドラ

 麻雀は、各局開始時に必ず使わない牌の1つをめくります。これの1つ上の牌が「ドラ」となります。
 ドラとはボーナスのことで、アガった場合に追加で役として計算されます。

 

 上は雀龍門の画像ですが、上の方にサンピンが表になっているのが分かると思います。
 この表示されている牌の1つ上にあたる、スーピンがドラになります。

 ただしドラそのものは役になりません!

 リーチでもピンフでも何でもいいですが、どれかと組み合わせないともらえないボーナスです。
 逆にドラを自分が捨てて、相手にアガられてしまうと、高い点数を支払うこととなります。
 相手がリーチをしている時(確実にテンパイ)などに捨てるのは危険度が高くなります。


 字牌のドラはがめくれている場合はがドラに。がめくれている場合はになります。
 同様に  となります
 マンズ・ピンズ・ソーズで9が表示された場合は、のように1がドラになります。



裏ドラ・赤ドラ

 リーチをしている人限定で、アガった際に、ドラの裏になっている牌をめくれます。
 これを裏ドラといい、アガらないと見えないですが、運がいいと裏ドラが加算されて高くなります。

 雀龍門では採用されていますが、マンズ・ピンズ・ソーズの5の牌(計12牌)のうち、各種1枚だけ赤い牌があります。
 これは表示されているドラとは別に、ドラとして計算されます。大事にしましょう。
 



カンドラ

 次の項目の「ポン・チー・カン」にて説明しますが、カンをするともう1牌めくれて、ドラが増えます。
 一見ボーナスが増えるので、良さそうに思えますが、相手もドラが増えるので、両刃の剣です。
 また、リーチで誰かがアガると、このカンドラの裏も裏ドラとなります。

 他の人がリーチをかけた後にカンをかけると、リーチをかけてない人からのヘイトが上がります。
 リーチが高くなる可能性が高いからですね。



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